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カート

カートが空です

山の水、

空に一番近い酒

長野 奈良井宿で醸す

私たちは、標高約940mの日本でも有数の空に近い自然豊かな環境で醸造しています。冬は氷点下20度近くまで冷え込み、山の水は凍ります。寒い冬を越えると、新緑に囲まれ、空気が清らかで過ごしやすい季節が続きます。秋には紅葉で山が鮮やかに染まります。日本らしい四季の移ろいを感じられる立地です。

この自然豊かな魅力を贅沢に味で表現したい。通常の酒蔵では大きなチームが分業制で大量生産ができるよう、大型タンク(3,000L〜8,000Lなど)を使用しますが、私たちの蔵では杜氏1人でも丁寧な手作業で、効率的に全工程に関わり、小ロット生産ながらも高品質なsake造りができるよう900Lと1,800Lの小型タンクを採用しています。また、多くの酒蔵が冬季のみ醸造をする中、その時々に感じる季節の移ろいや、自然の美しさを味に反映させるために、年間を通して生産可能な四季醸造方式を取り入れました。

自然を紡ぐ – naraiの素材

水 – 土台

多くの酒蔵が水の性質が安定している井戸水を使用しますが、naraiは標高1,000m以上から流れる天然の山水を使用。信濃川と木曽川の分水嶺付近の湧き水であるこの山水は、日本でも有数な「硬度25以下」の透明感と丸みのある滑らかな舌触りが特徴です。

米 – 幹

長野県安曇野エリアで、日本アルプスの恵みで農家を営む「ファームいちまる」によって、丁寧に育てられた米を使用しています。地産米にこだわり、杜氏自ら農家に通い、田植えなどを行いながら相談し、米を厳選しています。

酵母と麹 -
構成要素(発酵)

酵母は発酵力が強く、香りを上品にまとめることができることが特徴だと考えている長野由来の協会第7号を使用しています。米を糖に変える麹菌は、酵素力価の良いバランスの取れたものを採用しています。


award

受賞歴

suginomori brewery
2023.02 信州ブランドアワード 2022 NAGANO GOOD DESIGN 大賞
2022.10. グッドデザイン賞
2022.09. 第56回日本サインデザイン大賞2022 銅賞

narai
2022.09. 日本パッケージデザイン大賞 2023 入選
2022.06. トップアワードアジア 2022 金賞
2022.06 クラマスター 純米大吟醸酒部門 金賞
2022.05 インターナショナルワインチャレンジ (IWC) 2022 推奨酒本文

醸造のその先へ

私たちには、日本酒文化を未来に継承したいという信念があります。 そのためには、これまでの常識をもう一度見つめ直すことや、新しい試みにも挑戦する。 醸造のその先へ、自由な発想でsakeを探究し、その魅力を伝えていきます。

 

suginomori brewery (当蔵) について

 

⻑野県に位置する日本最長の宿場町「奈良井宿」の歴史的な街並みの中で、1793年に創業し、2012年頃より休眠状態だった老舗酒蔵「杉の森酒造」を、2021年に製造面積を約1/3のサイズに最適化し、設備を一新する形で「suginomori brewery」として再生しました。

再生にあたって、近年では日本酒の国内需要低下に伴い、地域の暮らしに密接だった酒蔵が年々減少し、それに伴い耕作放棄地が増えている課題や、一般的な酒蔵では冬季のみ酒造りを行うため働き手の仕事が安定しないことがわかり、私たちの酒蔵ではこれらの課題を真摯に受け止めたいと考えました。

農家さんの言葉に耳を傾け、田んぼに足を運び、米作りの段階から一緒に携わっていく。

年中仕込みが可能な四季醸造方式を新たに導入することで安定した製造環境を実現する。 ・・・このような小さなことの積み重ねですが、これらの取り組みが未来に繋がると信じています。
またこれらに関連し、私たちが挑戦したことの1つが、「開かれた酒蔵」としての在り方です。弊蔵は、同敷地内の古民家や、旧酒蔵の一部を改修した宿泊施設(BYAKU Narai)のレストランに隣接しています。大きなガラスの仕切り1枚で仕切られており、普段はなかなか見ることの出来ない酒造りを間近で感じられることは、日本酒に興味を持って頂くきっかけになると信じています。
最後に、ブランド名の【narai】は、「私たちのsakeをきっかけに、奈良井宿という魅力的な宿場町を世界の人に知ってもらい、足を運んで頂きたい」という想いを込めて名付けました。奈良井に来られる際には、suginomori breweryに立ち寄って頂けたら嬉しいです。